令和8年6月7日更新・鈴選手初優勝!
女子プロゴルファーの吉田鈴(よしだ・りん)選手が、いま大きな注目を集めています。
2026年6月のヨネックスレディスゴルフトーナメントで単独首位に立ち、ツアー初優勝と姉妹V史上4組目の快挙に王手をかけているんです。
「吉田鈴ってどんな選手なんだろう?」
「なぜプロになるまであんなに時間がかかったの?」と、気になって調べた方も多いのではないでしょうか。

こんにちは、なおじです。
バスケットボール部の顧問として十数年、何度挑戦しても結果が出ない選手たちと向き合ってきました。
吉田鈴選手のプロテスト4回挑戦という話を聞いたとき、そのしんどさが身に沁みてわかりました。
この記事を読み終わるころには、吉田鈴選手の経歴・家族・大会での活躍と、なおじなりの考察がスッキリ整理されているはずです。
この記事でわかること
- 吉田鈴のプロフィール・身長・出身・所属
- プロテスト4回挑戦の背景と、合格後の成長軌跡
- 姉・吉田優利との関係と「姉妹V史上4組目」の意味
- ヨネックスレディス2026での戦いぶり(執筆時点:最終日進行中)
- なおじが感じた「4回落ちても諦めない選手の強さ」
まず結論から答えます
Q1. 吉田鈴はどんな選手ですか?
千葉県市川市出身・2004年生まれの22歳。姉の影響で6歳からゴルフを始め、2024年に4度目の挑戦でプロテストに合格した女子プロゴルファーです。所属は大東建託。アマチュア時代に「オーガスタナショナル女子アマ」で日本勢唯一の予選通過を果たした実力者です。
Q2. 吉田鈴のお姉さんは誰ですか?
姉は女子プロゴルファーの吉田優利(よしだ・ゆうり)選手です。国内ツアー4勝を挙げ、現在は米女子ツアーを主戦場にしています。ヨネックスレディス2026で鈴選手が優勝すれば、ツアー史上4組目の「姉妹優勝」となります。
Q3. 吉田鈴はなぜプロテストに何回も挑戦したのですか?
プロテスト最終試験は狭き門で、実力があっても1〜2打の差で涙を飲む選手が毎年います。鈴選手は2021年から4年連続で挑戦し、2024年に4度目でようやく合格。「長かったです…」という言葉が、その苦労を物語っています。
吉田鈴の基本プロフィール

吉田鈴選手は、千葉県市川市出身・2004年2月21日生まれの22歳の女子プロゴルファーです。
身体データと所属
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 2004年2月21日 |
| 出身地 | 千葉県市川市 |
| 身長・体重 | 153cm・48kg |
| 血液型 | O型 |
| 出身校 | 日本ウェルネススポーツ大学 |
| 所属 | 大東建託 |
| スポンサー | ソフトバンク・アサヒ飲料・三井住友銀行・ネピア |
| ゴルフ用具 | キャロウェイゴルフ |
| ウェア | PEARLY GATES |
趣味と素顔
趣味はネコカフェ巡り。好きな色は青。
オフには1人でゲームセンターへ行くというエピソードが公式で紹介されており、22歳らしい等身大の素顔が垣間見えます。
インタビューで「初優勝への意識はありますか?」と問われ、「あります!」と即答したポジティブな姿勢が、ファンの心をつかんでいます。
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姉・吉田優利と始まったゴルフ人生

吉田鈴選手がゴルフを始めたのは6歳のとき。
きっかけは、姉・吉田優利選手の影響でした。
姉の存在がすべての始まり
姉・吉田優利選手は国内ツアー4勝を挙げ、現在は米女子ツアー(LPGA)を主戦場とするトッププロ。
妹・鈴選手にとって、姉の存在は単なる「身近なプロ」ではありません。
ゴルフへの入り口であり、目標であり、ライバルでもある——そういう複雑な、でも豊かな関係性です。
「お互い結果は気にしています」と鈴選手が語ったように、同じ週に姉が全米女子オープンで奮闘し、妹がヨネックスで首位に立つ。
こんなシーンが生まれるのも、姉妹でプロゴルファーという稀有な家族の形があるからこそです。
姉妹V史上4組目の意味
ヨネックスレディス2026で鈴選手が優勝すれば、JLPGAツアー史上4組目の「姉妹優勝」となります。
スポーツの世界での姉妹・兄弟の活躍は、遺伝だけでなく「同じ環境で育った価値観の共有」が大きいとよく言われます。
吉田姉妹のケースも、まさにそれを体現しているように感じます。
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4度のプロテスト挑戦という重さ

吉田鈴選手のプロテスト合格は、2024年11月のこと。
4年連続4度目の挑戦で、ようやく手にした合格です。
アマチュア時代の実績は本物だった
アマチュア時代の戦績を見ると、決して「実力がなかった」わけではありません。
| 年度 | 大会・成績 |
|---|---|
| 2021年 | 日本女子アマチュア選手権 4位タイ |
| 2022年 | オーガスタナショナル女子アマ 20位(日本勢唯一の予選通過) |
| 2024年 | オーガスタナショナル女子アマ 14位(日本勢最上位) |
オーガスタで日本勢唯一の予選通過、というのは相当な話です。
世界の強豪アマチュアたちが集まる舞台で、ただ一人予選を通り抜けた。
それだけの選手が、プロテストで4回苦しんだ。
ここに「ゴルフというスポーツの残酷さと深さ」があると感じます。
4回目合格のとき「長かったです…」
2024年のプロテスト最終試験。
通算292(4オーバー)・19位タイという、ギリギリのラインでの合格でした。
合格した瞬間、鈴選手の口から出たのは「長かったです…」のひと言。得意気でも、安堵でもない。
ただ、長かった——という言葉に、4年分が詰まっていた気がします。
【なおじ考察】バスケ部の顧問をしていたころ、何度試合に出ても結果が出ない選手がいました。でも不思議なことに、そういう選手が最後に「本物の力」を身につけるケースが多かった。諦めなかった選手に、のちのち人生で「折れない芯」が育つのを何度も目にしてきました。吉田鈴選手のプロテスト4回挑戦は、そういう「強さの積み重ね」だとなおじは見ています。
プロデビューから着実な成長

プロ1年目の2025年シーズン、吉田鈴選手は34試合に出場し、TOP10フィニッシュを3回記録しました。
2025年シーズンの主な成績
| 大会 | 成績 |
|---|---|
| ダイキンオーキッドレディス(開幕戦) | 15位タイ |
| スタンレーレディスホンダ | 15位タイ |
| 富士通レディース | 6位タイ(自己最高位) |
| 樋口久子 三菱電機レディス | 20位タイ |
開幕戦から15位タイと好発進。
最高位は6位タイ——あと一歩で表彰台というところまで迫りながら、1年目を終えました。
メルセデスランキング51位で2025年を締めくくり、2026年は「前半戦出場権(準シード)」でのスタートとなりました。
2026年で急成長の証明
2026年シーズンは、明らかにレベルが上がっています。
ヨネックスレディスの直前、「ブリヂストンレディス」で自己最高の2位に入り、状態の良さを証明。メルセデスランキングも12位まで浮上し、今大会のフィールドでは3番手の実力者として臨みました。
プロ1年目の「34試合で6位タイが最高」という選手が、2年目に首位を独走する。
これは単なる「たまたま」ではありません。
着実に積み上げてきた技術と経験が、2年目に一気に開花した、そういうことだとなおじは見ています。
ヨネックスレディス2026での戦いぶり

2026年6月5日から7日、新潟県長岡市のヨネックスカントリークラブで開催された「ヨネックスレディスゴルフトーナメント2026」(賞金総額9,000万円・優勝賞金1,620万円)。
吉田鈴選手はこの大会で、開幕から一貫してリーダーボードの上位に立ち続けました。
初日:7人首位タイからのスタート
大会初日は、吉田鈴を含む7人が通算2アンダーで首位に並ぶ大混戦。
スコア:70(通算-2)
横峯さくら選手や木戸愛選手など経験豊富な顔ぶれが揃う中、鈴選手は物怖じなく並んでみせました。
2日目:スコア「67」で独走態勢
2日目は5バーディー・ボギーなしの「67」をマーク。
通算7アンダーとして、2位に3打差をつける単独首位に躍り出ました。
14番パー3では、ホールインワン寸前のカップ数センチにつけるスーパーショットが飛び出し、公式SNSでも大きな反響を呼びました。
「あと数センチ…」と悔しがるコメントが溢れましたが、それだけショットの精度が高かったということでもあります。
「攻めの姿勢を崩さずにいきたい」——最終日を前にした言葉です。
最終日:悲願の初優勝達成

2026年6月7日、吉田鈴選手がツアー初優勝を果たしました。
最終日は、ルーキー・倉林紅選手(20歳)や14年ぶりの優勝を目指す木戸愛選手らに一時は並ばれる、息をのむ接戦となりました。
しかし後半(サンデーバックナイン)に素晴らしい集中力を見せて再逆転。
プロ2年目・22歳の吉田鈴選手が、大混戦を制して悲願の栄冠を掴み取りました。
大会3日間の軌跡
| ラウンド | スコア | 通算 | 状況 |
|---|---|---|---|
| 第1R | 70(-2) | -2 | 7人並ぶ混戦・首位タイ発進 |
| 第2R | 67(-5) | -7 | 2位に3打差・単独首位 |
| 最終R | — | — | 後半に再逆転・初優勝 |
優勝賞金:1,620万円(賞金総額9,000万円)
姉妹V・史上4組目の快挙
この優勝により、姉・吉田優利選手(ツアー通算4勝・同週に全米女子オープンで奮闘)とともに、JLPGAツアー史上4組目の「姉妹でのツアー優勝」という歴史的快挙も達成しました。
海を越えて同じ週に姉妹がそれぞれのフィールドで活躍する——こんなシーンが実現したのも、二人がゴルフひと筋に歩んできた結果です。
【なおじ考察】4度のプロテスト挑戦を経て、プロ2年目でつかんだ初優勝。「長かったです…」と合格時に言った選手が、今度は「あります!」と初優勝への意識を即答し、その言葉通りに結果を出した。バスケ部の顧問として、諦めなかった選手が最後に「本物の強さ」を手にする瞬間を何度も見てきました。吉田鈴選手の今日は、まさにそういう一日だったとなおじは見ています。
ネット上の評判と注目ポイン

吉田鈴選手について、ゴルフファンやSNS上ではどんな声が上がっているのでしょうか。
「推せる」と言われる理由
「プロテストで苦労した姿を見ているから、ここで初優勝を決めてほしい」
「お姉ちゃんも全米女子オープンで頑張っているし、姉妹同週の活躍が胸熱」
こういった声が多く寄せられています。
技術への評価も高く、「ショットの精度がエグい」「ドライバーの飛距離と正確性が両立している」という声もあります。
一方で、「最終日にスコアを落としがちなデータが気になる」という冷静な指摘も。
その上で「自分のフラットなゴルフをやりきって!」という温かい応援に変わるところが、ファンの吉田鈴選手への愛着を感じさせます。
なおじが注目するポイント
【なおじ考察】「かわいい」「スイングがきれい」という見た目への注目も多いのは事実ですが、なおじが一番注目するのはインタビューでの言葉の迷いのなさです。
「初優勝への意識は?」に対して「あります!」と間を置かずに答えられる選手というのは、メンタルが整っています。
自信と開き直りが両立している——教師時代に「本番に強い子」を長年見てきた直感で言わせてもらえば、吉田鈴選手はそのタイプです。
クラブセッティングと得意ゴルフ
吉田鈴選手が使用するのはキャロウェイゴルフの用具一式。ウェアはPEARLY GATESを着用しています(2025年シーズンより)。

得意クラブはドライバー

「アグレッシブなショットに注目してほしい」と本人が語るように、得意クラブはドライバーです。
153cmという小柄な体格から繰り出される飛距離と、方向性の高さは評価が高い。
小柄でも飛ばせるスイング技術は、若い世代のアマチュアゴルファーからも注目されています。
パターは日本女子プロツアーの中でも課題として取り上げられることもありましたが、2026年の成績向上を見ると、それも着実に改善されているようです。
👉関連記事:吉田優利のプロフィール・経歴まとめ
よくある質問(Q&A)

筆者紹介|なおじ
なおじは元社会科教師として教育現場に35年間携わり、指導主事を5年、校長を11年務めました。退職後もボランティアで子どもたちに学習を教えています。
バスケットボール部顧問としても十数年。スポーツ記事では「本番の緊張」「立て直し」「諦めない力」に注目して書いています。吉田鈴選手の4回挑戦の話は、部活の現場でよく見てきた景色と重なりました。
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