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日大三高野球部問題の全容|書類送検の経緯と元校長が語る部活動の問題点

こんにちは、なおじです。

「また甲子園の強豪校で不祥事か」

2026年2月12日、日大三高野球部の部員2人が書類送検されたニュースが報じられました。

2025年夏の甲子園準優勝校で、何が起きたのか。

元教師として35年、元校長として11年、そしてバスケ顧問として15年間部活動を見てきたなおじとして、この問題を考えずにはいられません。

この記事では、不祥事の詳細から、部活動の構造的問題、再発防止策まで解説します。

【この記事でわかること】

  • 2026年2月12日、日大三高野球部員2人が書類送検された経緯と容疑内容
  • 2025年夏の甲子園準優勝校・日大三高野球部のプロフィールと実績
  • 2025年3月から動画拡散、2026年2月に活動休止となるまでの時系列
  • 元校長・元バスケ顧問が語る部活動の構造的問題と閉鎖的コミュニティの危険性
  • 春季大会・夏の甲子園への影響と今後の見通し
  • 元教師が提言する再発防止策|部活動の「見える化」と保護者連携

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目次

日大三高野球部員2人を書類送検|何が起きたか

悔しさ 反省

高校野球ファンに衝撃が走りました。

2025年夏の甲子園準優勝校である日大三高で、深刻な不祥事が発覚したのです。

書類送検の概要(2026年2月12日)

警視庁は2026年2月12日、日大三高野球部の部員2人(17歳と16歳)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで書類送検しました。

容疑は、2025年3月から10月にかけて、当時15歳の女子生徒(知人)にわいせつ動画を送信させたというものです。

甲子園で躍動していた選手たちが、こうした事件を起こしていたとは‥。

容疑の内容|「絶対消すから」と約束

部員たちは、女子生徒に「絶対に消すから」と約束して動画を送らせたのだとか‥。

しかし、その約束は守られませんでした。

動画は瞬く間に部内に拡散されたのです。

被害者の女子生徒の心の傷は深刻です。

部内二十数人に拡散

さらに深刻なのは、この動画が部内の二十数人に拡散されていたことです。

送信した2人だけの問題ではなく、受け取った側も「見た」「共有した」という事実があります。

なおじが教師時代に見てきた「仲間内だから大丈夫」という錯覚が、ここにもあったのでしょう。

【表1:書類送検の概要】

項目内容
書類送検日2026年2月12日
送検者日大三高野球部員2人(17歳・16歳)
容疑児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造・提供)
被害者当時15歳の女子生徒(知人)
発生時期2025年3月〜10月
拡散範囲部内の二十数人
学校の対応2026年2月13日から無期限活動休止

日大三高野球部のプロフィール|2025年甲子園準優勝校

嘆き

日大三高野球部は、東京を代表する強豪校です。

この問題を理解するために、まずは日大三高野球部の実績を確認しておきます。

基本情報(所在地・創立年・部員数)

日本大学第三高等学校は、東京都町田市に位置する私立高校です。

野球部は、1950年代から活動を続ける伝統校です。

部員数は約100名で、全国から有望選手が集まる名門校として知られています。

2025年夏の甲子園準優勝

記憶に新しいのが、2025年夏の第107回全国高等学校野球選手権大会での準優勝です。

決勝戦まで駒を進め、全国に日大三高の名を轟かせました。

あの時の選手たちの活躍を、今でも覚えている人は多いでしょう。

その直後に、こうした問題が発覚したのです。

歴代の主な実績とOB

日大三高野球部は、過去に2011年と2001年に夏の甲子園で全国優勝を果たしています。

甲子園出場回数は、春・夏合わせて20回以上です。

OBには、多くのプロ野球選手がいます。

高校野球界屈指の名門校です。

👉関連記事:日大三が延長10回で県岐阜商を撃破!14年ぶりの決勝進出

【表2:日大三高野球部の主な実績】

年度大会成績
2025年夏の甲子園(第107回)準優勝
2011年夏の甲子園(第93回)優勝
2001年夏の甲子園(第83回)優勝
甲子園出場回数春・夏合わせて20回以上

不祥事の発覚から学校対応までの経緯

では、この問題はどのように発覚したのか。

時系列で整理します。

2025年3月〜10月|動画送信と拡散

問題の発端は、2025年3月です。

部員2人が、知人の女子生徒(当時15歳)にわいせつ動画を送信させました。

「絶対に消すから」という約束のもと、送らせたのです。

しかし、その約束は破られ、動画は部内の二十数人に拡散されました。

甲子園準優勝の裏で、こうした行為が行われていたのです。

2025年11月7日|東京都高野連に報告

日大三高は2025年11月7日、この問題を東京都高等学校野球連盟(東京都高野連)に報告しました。

学校側が事実を把握したのは、この頃だったようです。

報告から書類送検まで約3ヶ月かかりました。

その間、学校は調査を進めていたと見られます。

2026年2月12日|警視庁が書類送検

そして2026年2月12日、警視庁が部員2人を書類送検しました。

児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いです。

この日、一気に報道が広がりました。

なおじもニュースを見て、「また部活動の問題が起きた」と感じました。

2026年2月13日|学校が無期限活動休止を発表

書類送検の翌日、2026年2月13日、日大三高は野球部の無期限活動休止を発表しました。

学校側は「今後の活動は対応を検討中」とコメントしています。

再開時期は明示されていません。

春季大会が4月に控えているにもかかわらず、活動休止となりました。

無関係の部員たちにとっては、辛い決断となったでしょう。

【表3:不祥事の時系列】

日時出来事
2025年3月〜10月部員2人が女子生徒にわいせつ動画を要求・送信させる
2025年3月〜10月動画が部内の二十数人に拡散される
2025年11月7日日大三高が東京都高野連に報告
2026年2月12日警視庁が部員2人を書類送検
2026年2月13日日大三高が野球部の無期限活動休止を発表

元校長が語る|部活動で起きる問題の構造的要因

ここからは、元教師・元校長として35年間教育現場を見てきたなおじの視点で、この問題を分析します。

なぜ、こうした問題が繰り返されるのか。

35年の経験から見る「閉鎖的コミュニティ」の危険性

部活動は、良くも悪くも「閉鎖的なコミュニティ」です。

先輩・後輩の上下関係が明確で、監督・コーチの権威が絶対的になりがちです。

その中で、「仲間内だから大丈夫」という錯覚が生まれやすいのです。

なおじが教師時代、部活動で起きる問題の多くは、この閉鎖性が原因でした。

「外部には言わない」という暗黙のルールが、問題を隠蔽してしまいます。

バスケ顧問15年として実感した「上下関係の固定化」

なおじは約15年間、バスケットボール部の顧問を務めました。

その中で痛感したのは、「上下関係の固定化」の怖さです。

先輩が「やれ」と言えば、後輩は断れません。

それが、いじめやパワハラの温床になります。

今回の日大三高の事件でも、「先輩が送ってきたから見た」「拡散に加わった」という構図があった可能性があります。

元校長として直面した「SNS時代の管理の難しさ」

元校長として11年間、学校運営に携わった経験から言えるのは、「SNS時代の管理の難しさ」です。

生徒たちがスマホで何をしているか、完全に把握するのは不可能です。

LINEやSNSでのやり取りは、教師の目が届きません。

今回の事件でも、動画はLINEで拡散されたようです。

学校が把握した時には、すでに広まっていました。

デジタルリテラシー教育の遅れが、こうした問題を生んでいます。

👉関連記事:部活動のパワハラ・いじめ|どう防ぐべきか元教師が語る

世間の反応・SNSの声|賛否両論

この問題に対して、世間はどう反応したのか。

SNSでは、さまざまな意見が飛び交っています。

「厳しい処分が必要」という声

X(旧Twitter)では、「厳しい処分が必要」という声が多く見られました。

「被害者の女子生徒のことを考えたら、活動休止は当然」

「動画を拡散した二十数人も処分すべき」

こうした厳しい意見が目立ちます。

確かに、被害者の心の傷を考えれば、軽い処分では済まされません。

「無関係の部員が可哀想」という声

一方で、「無関係の部員が可哀想」という声も少なくありません。

「3年生は最後の夏が終わるかもしれない」

「真面目に頑張ってきた部員に罪はない」

こうした同情の声もあります。

なおじも、無関係の部員たちのことを思うと、心が痛みます。

しかし、組織としての責任を取る以上、こうした決断もやむを得ないのでしょう。

過去の高校野球不祥事との比較

過去にも、高校野球では不祥事が繰り返されてきました。

広陵高校(広島)では、2023年に部員による暴力事件が発覚しました。

PL学園(大阪)では、部内暴力が問題となり、2016年に野球部が休部しました。

強豪校であればあるほど、プレッシャーや閉鎖性が強まるのかもしれません。

👉関連記事:衝撃!部活体罰がなくならない理由と今すぐできる解決策3つ

今後の展開|春季大会は?甲子園は?

では、日大三高野球部は今後どうなるのか。

気になるのは、春季大会と夏の甲子園への影響です。

活動休止の期間は未定

学校側は、「活動休止の期限は定めていない」としています。

つまり、無期限活動休止です。

再開の見通しは立っていません。

再発防止策の策定や、部員への指導が整うまで、活動は再開されないでしょう。

春季大会(4月)出場の可能性

春季大会は、4月に開催されます。

しかし、2月13日から活動休止となると、春季大会出場は厳しいと見られます。

仮に3月中に活動再開しても、練習不足は否めません。

春季大会は、事実上断念する可能性が高いです。

夏の甲子園予選への影響

問題は、夏の甲子園予選です。

東京都の予選は、7月上旬に始まります。

4月〜5月に活動が再開されれば、夏の予選には間に合うかもしれません。

しかし、2025年夏の準優勝メンバーは卒業しています。

新チームは、この問題の影響を背負ってのスタートになるでしょう。

厳しい戦いになると見られます。

元教師が提言|部活動問題を防ぐために必要なこと

防ぐために

最後に、元教師・元校長として、部活動問題を防ぐために必要なことを提言します。

保護者・学校・地域の連携強化

まず必要なのは、保護者・学校・地域の連携です。

部活動を「顧問と生徒だけの世界」にしてはいけません。

保護者が練習を見学できる環境を作ることが重要です。

地域の人々が部活動に関心を持つことも大切です。

そうすることで、閉鎖性を打破できます。

なおじがバスケ顧問をしていた時も、保護者との定期的な面談を心がけていました。

部活動の「見える化」|なおじが実践していた方法

なおじが実践していたのは、部活動の「見える化」です。

具体的には、以下の取り組みを行っていました。

  • 練習スケジュールを保護者に共有
  • 学期1回の保護者会を開催
  • 部員同士のLINEグループに、顧問も参加
  • 部内ルールを明文化し、全員で共有

こうすることで、「隠れた問題」が表に出やすくなります。

デジタルリテラシー教育の徹底

そして、デジタルリテラシー教育の徹底が不可欠です。

「SNSで送った画像・動画は、消せない」

「拡散された情報は、取り戻せない」

「他人の人権を侵害する行為は、犯罪」

こうしたことを、学校全体で繰り返し指導する必要があります。

部活動の顧問だけに任せるのではなく、教員全体で取り組むべき課題です。

👉関連記事:部活動のパワハラ・いじめ|どう防ぐべきか元教師が語る

この記事に関するQ&A

Q1:日大三高野球部員の書類送検はいつ発表されたか

A:2026年2月12日に警視庁が書類送検し、翌13日に学校が無期限活動休止を発表しました。

Q2:容疑の内容は

A:部員2人が当時15歳の女子生徒にわいせつ動画を送信させ、「絶対消すから」と約束したにもかかわらず、部内の二十数人に拡散したというものです。

Q3:日大三高野球部はどんな実績があるか

A:2025年夏の甲子園準優勝校で、過去に2011年・2001年に全国優勝を果たした東京屈指の強豪校です。

Q4:活動休止期間はいつまでか

A:学校は「期限は定めていない」としており、無期限活動休止です。再開時期は未定です。

Q5:春季大会や夏の甲子園に出られるか

A:4月の春季大会出場は厳しい見通しです。夏の甲子園予選に間に合うかが焦点となります。

Q6:無関係の部員はどうなるか

A:活動休止により、無関係の部員も練習できない状態です。大学推薦などの進路への影響も懸念されています。

筆者紹介|なおじ

元社会科教師として35年間教壇に立ち、そのうち約15年間はバスケットボール部の顧問を務めました。

また、11年間は校長として学校運営にも携わりました。

現在は、8つのブログ(ドラマ芸能政治歴史スポーツ学び書評)を運営しています。

速報記事では、事実をわかりやすく伝えるとともに、元教師・元校長の視点での分析を加えることを心がけています。

部活動の問題は、教育現場を知る者として、他人事ではありません。

この記事が、再発防止の一助となれば幸いです。

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