
森井あやめ(もりい・あやめ)選手は、大阪府出身の女子プロゴルファーです。2016年のプロテスト合格を経て、2024年にはステップ・アップ・ツアー「ヒルズレディース森ビルカップ」で初優勝。
2026年のマスターズGCレディースでは、10月24日の第3日を終えて首位の桑木志帆選手と2打差の2位タイにつけました。レギュラーツアー初優勝を目指す選手として、名前が気になった方もいるのではないでしょうか。
『ゴルフサバイバル』で見たあの選手は、どんな道を歩んで優勝争いに加わったのでしょう。
出身高校からプロ入りまでの経歴、2024年の初優勝、番組での実績をたどると、今回の挑戦がどんな節目なのかも分かります。
森井あやめのプロフィール|年齢・出身・所属

森井あやめ選手は、2026年10月25日時点で33歳。所属はF&coです。
プロテスト合格は2016年で、2026年はプロ11年目。まずは、生年月日と出身地から確かめておきましょう。
生年月日と出身地
森井選手は1993年7月9日生まれ、大阪府東大阪市出身です。
生年月日と出身地は、JLPGAの大会別選手情報でも紹介されています。
今回初めて名前を知った方にとっては、新しく気になる選手かもしれませんね。ただ、プロとしてはすでに10年を超えるキャリア。2024年には、ステップ・アップ・ツアーで優勝も経験しています。
所属とプロテスト合格年
所属はF&coで、プロテストに合格したのは2016年です。
スポニチの人物紹介と取材記事では、合格したのは3度目の受験だったと紹介されています。
合格する前には大学進学と中退、ゴルフ場で働いた時期も。高校を出て、そのままプロになったわけではありません。
森井あやめの出身高校とプロ入りまでの経歴

森井選手の出身高校は大阪学院大高校で、進学先は大阪学院大学です。
大学は2年で中退。その後、ゴルフ場で働きながらプロテストに挑みました。
高校卒業後から順にたどると、プロ入りまでに進路を変えた理由も分かります。
大阪学院大高校から大阪学院大学へ
大阪学院大高校を卒業した森井選手は、プロテスト受験を目指していました。
ところが交通事故に遭い、受験を断念。大阪学院大学へ進学することになります。
スポニチによると、大学はプロへの夢を諦め切れず、2年で中退したとのこと。
高校卒業後に予定していた受験を見送り、大学へ。その後、もう一度プロを目指す道へ戻っています。
ゴルフ場で働きながら挑んだプロテスト
森井選手はゴルフ場で働きながらプロテストに挑み、3度目の受験で合格しました。
合格したのは2016年。学校を離れた後も、働くことと競技への挑戦を続けていた時期があったのです。
主な経歴を、時系列で並べます。
| 時期 | 主な経歴 |
|---|---|
| 高校時代 | 大阪学院大高校に在籍 |
| 高校卒業後 | 交通事故でプロテスト受験を断念し、大阪学院大学へ進学 |
| 大学進学後 | 2年で中退し、ゴルフ場で働きながらプロテストに挑戦 |
| 2016年 | 3度目の受験でプロテスト合格 |
| 2024年 | ヒルズレディース森ビルカップでステップ・アップ・ツアー初優勝 |
プロテストに合格した後、初優勝を挙げたのはプロ9年目でした。受験に合格することと、試合で勝つこと。その二つの間にも、長い年月がありました。
森井あやめの優勝歴|2024年のステップ初優勝

森井選手は2024年10月25日、ステップ・アップ・ツアーの「ヒルズレディース森ビルカップ」で初優勝を挙げました。
初日から首位を守った完全優勝で、通算15アンダー。ただ、最終日は追い上げを受け、最後まで楽に勝てた試合ではありません。
ヒルズレディース森ビルカップで完全優勝
最終日は2位に4打差をつけてスタートしましたが、前半の9ホールで二つスコアを落とし、差は2打に縮まりました。
大会公式の最終日報告には、そのときの森井選手の言葉が載っています。
「2個目のボギーを打った時は、また勝てないのかと思った」
後半は14番、16番でバーディーを奪取。しかし、同組の池ヶ谷瑠菜選手が17番でバーディーを奪い、2打差で最終18番を迎えます。
森井選手の2打目はグリーンをオーバー。一方、池ヶ谷選手は2メートルのバーディーチャンスにつけました。
森井選手に残されたのは、ラフでワンクッションさせて寄せる難しいアプローチです。
ここで70センチに寄せ、パーをセーブ。通算15アンダーで初優勝を決めました。
「完全優勝」と聞くと、危なげなく逃げ切った試合を想像しませんか。森井選手の場合は、前半に追い上げられ、最後の18番でも難しい一打を残した末の勝利でした。
優勝直後の言葉も、大会公式が紹介しています。
「夢では(優勝を)何回も見たことがありましたが起きたらいつも夢でした。今日は夢じゃないので嬉しいです」
「また勝てないのか」から、「今日は夢じゃない」へ。プロ9年目の初優勝を伝える、本人の言葉です。
ステップ優勝とレギュラーツアー初優勝の違い
2024年の優勝はステップ・アップ・ツアーでのもの。マスターズGCレディースはレギュラーツアーの大会です。
そのため、ステップで優勝経験があっても、レギュラーツアーでは「初優勝を目指す」という表現になります。
2026年マスターズGCレディースの第3日、森井選手は5バーディー、2ボギーの69を記録。通算10アンダーで、首位の桑木志帆選手と2打差につけました。
同組で回った桑木選手については、こんな言葉も。
「パットがうま過ぎてびっくりしました」
しかし森井選手自身も6番と13番で、それぞれ6メートルのパットを決めています。
相手のパットに驚くだけで終わらず、自分も長いパットを沈めて優勝争いに残った。森井選手を今回初めて知った方にも、覚えておいてほしい二つのバーディーです。
森井あやめはゴルフサバイバルでも月間優勝

森井選手は『ゴルフサバイバル』の出演者で、Season2の「10月の陣」で優勝しています。
BS日テレの「Season2 チャンピオン大会」公式ページにも、月間優勝者として名前が掲載されているんです。
「番組で見たことがある」と思った方もいるのではないでしょうか。なおじも、ゴルフサバイバルに出ていたころから気になっていた選手の一人です。
なおじ(筆者)は、あの勝ち気そうな顔つきが好きです。今回のように優勝を争っていると、頑張ってほしいと思う選手の一人。
今回の上位には、桑木志帆選手や佐久間朱莉選手らも名を連ねています。女子ツアーは、次から次へと気になる選手が出てくる。そこが面白いんですよね。
だからこそ、上位をキープし続けるのは難しい、とも感じます。番組で知ったころから気になっていた森井選手。
苦労人森井選手‥。
これからも、頑張ってほしい一人です。
よくある質問
森井あやめは何歳からゴルフを始めた?
8歳からです。スポニチの人物紹介に、競技を始めた年齢が掲載されています。
森井あやめの名前はどう読む?
「もりい あやめ」。JLPGAの選手情報では「Ayame Morii」と表記されています。
今季の成績はどこで確認できる?
JLPGAの森井あやめ選手ページが確認先です。大会ごとの順位やスコアは、各大会のリーダーボードや個人成績ページも参照できます。
筆者紹介|なおじ

私、なおじは公立小・中学校で約35年、校長として11年、教育に携わりました。
バスケットボール部の顧問として生徒と活動した経験もあります。
森井あやめ選手は『ゴルフサバイバル』に出ていたころから気になっていた選手の一人。
この記事では、大会公式の記録、番組公式、本人取材を含む報道を基に、競技上の事実となおじ自身の感想を分けて記しました。
コメント