こんにちは、なおじです。
高木美帆選手の五輪出場は、2026年ミラノ五輪で4度目となる。
2025年12月27日、全日本スピードスケート選手権の女子1000mで優勝し、派遣標準記録を突破した。
これで4大会連続の五輪出場が確実になった形だ。
19歳で初出場したソチ五輪から12年。
30歳を迎える2026年のミラノ五輪まで、第一線で活躍し続ける姿は驚異的と言える。
今日は元バスケ部顧問として15年間指導してきた経験から、高木選手が長期間トップレベルを維持できる理由を分析していく。
データと実績から見えてくるのは、単なる才能だけではない「継続力の本質」だ。

この記事でわかること
- 高木美帆選手の五輪出場回数と各大会での成績
- 過去3回の五輪で獲得したメダル6個の内訳
- 2025年全日本選手権で4度目の五輪出場が確定した経緯
- 30歳でトップレベルを維持する栄養管理と精神面の秘訣
- アスリートが長期間活躍し続けるための3つの要素
高木美帆選手の五輪出場回数と経歴

4度目の五輪出場が確定
高木美帆選手の五輪出場は、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪で4度目となる。
2025年12月27日、長野県のエムウェーブで開催された第93回全日本スピードスケート選手権大会。
女子1000mで高木選手は2位の吉田雪乃選手に0.13秒差をつけて優勝した。
この結果、ミラノ五輪の派遣標準記録を突破し、4大会連続の五輪出場が事実上確定した。
高木選手は北海道幕別町出身で、現在30歳。スピードスケート界では「ベテラン」と呼ばれる年齢に入っているが、その実力は全く衰えていない。
スピードスケート界での位置づけ
日本スピードスケート界において、高木美帆選手の存在は特別だ。
4度の五輪出場は、それだけで十分な実績である。
しかし高木選手の凄さは、単に「出場し続けている」ことではない。各大会でメダルを獲得し続けている点にある。
35年間社会科を教えてきた立場から見ると、継続することの難しさは身に染みて分かる。
教育現場でも、優秀な成績を長期間維持できる生徒は極めて少ない。
高木選手は12年間、世界トップレベルという過酷な環境で結果を出し続けているのだ。
過去3回の五輪で積み重ねたメダル

2014年ソチ五輪での経験
高木美帆選手の五輪デビューは、2014年ソチ五輪だった。当時19歳。
個人種目では1000m、1500mに出場したが、メダルには届かなかった。
しかし団体パシュートで5位入賞を果たし、世界の舞台での経験を積んだ。
この大会は、その後の飛躍への土台となったと言える。
若い選手にとって、初めての大舞台での経験は計り知れない価値がある。
結果よりもプロセスが重要な時期だ。
2018年平昌五輪での大ブレイク
4年後の平昌五輪で、高木選手は一気に開花した。
金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル1個という、日本女子選手として史上初の1大会3個メダル獲得という快挙を成し遂げたのだ。
具体的には、団体パシュートで金メダル、1500mで銀メダル、1000mで銅メダルを獲得した。
23歳という年齢で、世界のトップに立った瞬間だった。
この結果は偶然ではない。ソチ五輪での経験を糧に、4年間の地道な努力が実を結んだ形だ。
2022年北京五輪での安定感
平昌の勢いをそのまま持続させ、北京五輪でも高木選手は結果を残した。
金メダル1個、銀メダル2個。1000mで金メダル、500mと団体パシュートで銀メダルという成績だった。
特に1000mの金メダルは、この種目での高木選手の強さを証明するものだった。
通算で金メダル2個、銀メダル3個、銅メダル1個の計6個。
日本スピードスケート界を代表するメダリストとしての地位を確立した。
27歳という年齢で、さらに高みを目指す姿勢は称賛に値する。
【表:高木美帆選手の五輪出場とメダル獲得の軌跡】
| 大会 | 年 | 年齢 | 出場種目 | 獲得メダル |
|---|---|---|---|---|
| ソチ五輪 | 2014年 | 19歳 | 1000m・1500m・団体パシュート | 団体5位 |
| 平昌五輪 | 2018年 | 23歳 | 1000m・1500m・団体パシュート | 金1・銀1・銅1 |
| 北京五輪 | 2022年 | 27歳 | 500m・1000m・団体パシュート | 金1・銀2 |
| ミラノ五輪 | 2026年 | 30歳 | 500m・1000m・1500m(予定) | 出場確定 |
全日本選手権で見せた圧倒的な強さ

女子1000mの優勝内容
2025年12月27日の全日本選手権女子1000m。高木選手のレース内容は圧巻だった。
2位の吉田雪乃選手に0.13秒差をつけての優勝。この差は、スピードスケートの世界では決して小さくない。
吉田選手も前日の500mで大会新記録を出した実力者だ。その選手に対して、安定した滑りで勝利した。
高木選手の強さは、スタートからゴールまでのペース配分の正確さにある。
無理なスピードアップではなく、計算された滑りで結果を出す。これは経験から生まれる技術だ。
個人3種目での五輪出場へ

今回の優勝により、高木選手は500m、1000m、1500mの個人3種目でミラノ五輪出場が濃厚になった。
1500mではすでにワールドカップで優勝し、派遣標準記録を突破していた。
500mも前日の全日本選手権で好タイムを記録している。つまり、短距離から中距離まで幅広い種目で世界レベルの実力を維持しているということだ。
スピードスケートは種目によって求められる能力が異なる。
500mは瞬発力、1500mは持久力が重要だ。
その両方で結果を出せることが、高木選手の真の強さを示している。
試合後のコメントに見る向上心
試合後のインタビューで、高木選手は印象的なコメントを残した。
「五輪を見据えたときには足りない」
優勝したにもかかわらず、この発言。
まだまだ満足していない様子が伝わってくる。
このストイックな姿勢こそが、彼女が長年トップに君臨し続けられる理由だろう。
バスケ部の顧問として15年間指導してきた経験から言えるのは、優秀な選手ほど「現状に満足しない」ということだ。
常に上を目指す姿勢が、結果的に長期間の成長を可能にする。
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トップレベルを維持する3つの要素

徹底した栄養管理と貧血対策
スピードスケートは全身の筋力と持久力が求められる過酷な競技だ。
特に長距離種目では、貧血対策や栄養管理が極めて重要になる。
高木選手のような長距離スピードスケート選手にとって、鉄分補給は欠かせない課題である。
激しいトレーニングで鉄分が不足しがちだが、適切な栄養管理でパフォーマンスを維持している。
アスリートの栄養管理は、一般人が想像する以上に緻密だ。
食事のタイミング、栄養素のバランス、サプリメントの活用など、すべてが計算されている。
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経験から生まれる精神的な安定

30歳という年齢は、スピードスケート界では決して若くない。
しかし高木選手にとって、この年齢は武器になっている。
12年間の五輪経験は、プレッシャーがかかる場面での精神的な安定をもたらす。
若手選手が緊張する場面でも、高木選手は冷静に自分の滑りができる。これは経験でしか得られない強みだ。
35年間教壇に立ってきた経験から言えば、メンタル面の成熟は年齢とともに深まる。
知識や技術だけでなく、精神的な余裕が結果を左右する局面は多い。
休養と練習のバランス感覚
トップアスリートにとって、「休む勇気」も重要なスキルである。
体調が万全でない時に無理をすると、大きなケガや長期離脱につながる。高木選手は自分の体の声を聞きながら、適切な休養とトレーニングのバランスを取っている。
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長期間活躍するためには、短期的な結果よりも長期的な視点が必要だ。この判断力が、高木選手の12年間の活躍を支えているのだろう。
Q&Aで振り返る高木美帆選手の偉業
Q1:高木美帆選手の五輪出場は今回で何回目か?
A:2026年ミラノ五輪で4度目の出場となる。
過去にソチ五輪(2014年)、平昌五輪(2018年)、北京五輪(2022年)に出場しており、ミラノ五輪が4大会連続の出場だ。
19歳から30歳まで、12年間にわたって世界トップレベルを維持している。
Q2:高木美帆選手の五輪メダル数は?
A:金メダル2個、銀メダル3個、銅メダル1個の計6個である。
平昌五輪で金1・銀1・銅1、北京五輪で金1・銀2を獲得している。
日本スピードスケート界を代表するメダリストとして、その名を歴史に刻んでいる。
Q3:ミラノ五輪では何種目に出場するのか?
A:500m、1000m、1500mの個人3種目に出場する見込みだ。
2025年12月の全日本選手権で派遣標準記録を突破し、3種目での五輪出場が確実視されている。
団体パシュートにも出場する可能性があり、メダル獲得への期待は高い。
Q4:30歳でトップレベルを維持できる理由は?
A:徹底した栄養管理、経験による精神的安定、休養と練習のバランス感覚の3つである。
アスリートとして最も重要な体調管理を怠らず、経験から得た精神的余裕で冷静に競技に臨む。
さらに、無理をしない判断力が長期間の活躍を可能にしている。
Q5:高木美帆選手の強みは何か?
A:短距離から中距離まで幅広い種目で世界レベルの実力を持つ点だ。
500mの瞬発力と1500mの持久力、その両方で結果を出せることが真の強さである。
さらに、スタートからゴールまでのペース配分の正確さは、経験から生まれる技術と言える。
筆者紹介|なおじ
元社会科教師として35年間教壇に立ってきた。現在は7つのブログでドラマ・芸能・政治・歴史・スポーツ・旅・学びに関する記事を執筆している。
バスケットボール部の顧問として15年間指導してきた経験から、アスリートの心理や成長過程に強い関心を持つ。
スポーツ記事では、データの裏にある「継続力の本質」や「メンタル面の成熟」を丁寧に解説するスタイルを貫いている。
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