
昨日(2025年8月17日)の軽井沢は、本当に感動的な一日でした。
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント最終日、首位タイから出た柏原明日架が通算14アンダーで見事に優勝!
なんと6年ぶりのツアー3勝目で、1800万円の優勝賞金を手にしました。
あの涙は反則でしょ!長すぎた6年間
正直言って、柏原選手のこの勝利には本当に胸が熱くなりました。
2019年のマスターズGCレディース以来、実に6年ぶりのツアー勝利なんです。
最終日は4バーディ、ノーボギーの68という完璧なゴルフで、もう見ているこちらがハラハラドキドキでした。
そして優勝インタビューでの涙…。
もう見ているだけでこちらまで泣きそうになりました。
「3勝目(まで)が長かった。コロナがあったり、無観客の大会があったり、自分自身にも色々ありました」って言葉、重すぎませんか?
でも一番グッときたのは、「父が来て、初めて目の前で優勝を見せられた…。それが優勝できた理由だと思います」という言葉。
お父さんの前で初めて勝てた瞬間って、想像しただけで泣けてきます。
手に汗握る最終日の一騎打ち
最終日はもう本当にスリル満点でした!首位タイスタートの柏原選手とルーキーの寺岡沙弥香選手の一騎打ち。
寺岡選手も5バーディ、2ボギーの69で必死に食らいついて、最後まで諦めない姿勢が素晴らしかったです。
結果的に1打及ばず2位でしたが、通算13アンダーって十分すぎるスコアです。
勝負を決めたのは16番パー5でのバーディ。
この一打で柏原選手が単独トップに立った瞬間、「あ、これはいけるかも!」って思いました。最終組のプレッシャーの中で冷静にプレーし続ける姿は、さすがベテランの貫禄でした。
みんな頑張りすぎでしょ!上位陣の熱戦
3位タイには韓国のペ・ソンウ選手と金澤志奈選手が通算11アンダーで入賞。
どちらも最終日に猛チャージをかけましたが、上位2人が強すぎました。でも11アンダーって、普通の大会なら優勝争いできるスコアですよね。
5位タイの菅楓華選手、天本ハルカ選手、仲村果乃選手も通算10アンダー。
特に菅選手は今回の結果で更に注目度アップ間違いなしです。
若手の勢いって本当にすごいですね。

15歳って何!?廣吉優梨菜の衝撃
今大会で一番「え!?」ってなったのは、間違いなく15歳のアマチュア廣吉優梨菜選手(福岡第一高1年)の活躍でした。
4アンダー30位から最終日に67(この日のベストスコアタイ)をマークして、通算9アンダーで8位タイって…。
15歳ですよ、15歳!
私が15歳の時なんて、ゴルフのルールもよく知らなかったのに。
この子の将来が楽しみすぎます。
日本女子ゴルフ界の未来は明るいですね。
一方で鈴木愛選手も8位タイに入って、ベテランの意地を見せてくれました。
NEC所属の安田祐香選手は32位タイ、メルセデスランキング1位の佐久間朱莉選手は40位タイと、いつものキレは見せられませんでしたが、それでも上位陣の層の厚さを感じます。
やっぱりギャラリーがいると違う!
今大会は観客2990人が軽井沢の涼しい気候の中で観戦。
やっぱりお客さんがいる大会は盛り上がりが違いますよね。
選手たちも観客の声援を力に変えているのが伝わってきました。
寺岡選手は惜しくも優勝を逃しましたが、880万円の賞金をゲット!
ルーキーイヤーでこの成績は素晴らしすぎます。
彼女の関西弁混じりの明るいキャラクターと実力で、もうファンになっちゃいました。
最高に感動的な3日間でした
今回のNEC軽井沢72は、本当にドラマチックな大会でした。
柏原選手の6年越しの復活劇、15歳の天才少女の躍進、ルーキーの健闘…もう涙腺が緩みっぱなしでした。
特に柏原選手の勝利は、コロナ禍という大変な時期を乗り越えて掴んだ、本当に価値のある勝利だと思います。
お父さんの前で初優勝を見せられたというエピソードは、きっと多くのゴルフファンの心に残り続けるでしょう。
今回の大会を見て改めて思ったのは、日本女子プロゴルフ界って本当にレベルが高いということ。
ベテランあり、中堅あり、ルーキーあり、そして将来のスターまで…
各世代がしのぎを削る競争の激しさが、観ている私たちに最高のエンターテイメントを提供してくれました。
次の大会も楽しみで仕方ありません!

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